制作途中の採取物
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CAPTURED MOMENTS
制作の途中で生まれたものを採取しはじめた。
試し縫いの布。
糸を変えた瞬間に残った縫い目。
形を切り取った後に残った形。
切り落とされる布の耳。
完成した服を作るために必要だったもので、
制作の途中で偶然生まれた形!
試し縫いをした布に、白、赤、黒など違う色の糸がランダムに重なっているのを見て、
「これめっちゃいい!洋服につけたい!」
と思うことが増えてきてた。
絵の場合でもある。
絵が完成した後にみる、
ぐちゃぐちゃのパレットが好き。
そして、この部分を主役にした作品を作りたいという思いが、じわじわ出てきて、糸を変えた瞬間の跡を捕らえる!というような感覚で、採取し続けた。
服飾専門学生時代は、生地に合った糸の色を選ぶことも、服を作るひとつの工程になっていた。(まじめなスーツを制作した際の話)
でも今は、赤い服を作っているから赤い糸を使う、というような服作りをしてなくて、急に糸の色を変える瞬間がある。
BLABLA感覚。
デザイン画を描かないファッションブランドの場合は、この瞬間はとても大事で、、、
制作途中で、最初は作ろうと思っていなかったものが、突然「これ、いい!」(脳や魂に響く系のイイ)って思って生まれる形もある。
その直感の瞬間や、制作の過程そのもの=今回の採取物アート。
そのとき、その場所で、実際に服を作っていたから生まれたもの。
AIで瞬時に完璧なアートワークができちゃう時代に、やっぱり自分の作るものには「経過」があると証明してる!
この採取物は、ハンドメイドの経過や感覚などを象徴してる!
自分で洋服を作っているくせに、
作業動画や作業の写真をあまり載せていない。
動画や画像はAIで生成できたり、コピーすることだってできる。
だから、作っている光景を見せる代わりに、その時に実際に生まれた実物を見せようと思ったヒネクレ。
これは、私が本当に洋服を作っているという一番の証しになる。
作業の経過の中で生まれた、その瞬間が証明されたものだと思った。
一瞬や痕跡を採集して、
小さなアートワークとして残したシリーズ。ということでOK?
そして表向きではこうなるでしょう↓
2026年6月から8月に服を制作する中で生まれたものを、一つずつ採集。
服が生まれるまでの時間の中に存在していたもの。
その制作の瞬間そのものを記録。
次回のPOPUPで、
完成した服と一緒に、
これらの証拠が並ぶ。
楽しみ!