Shop by Word

白い部屋

真っ白で、何もない部屋にたどり着いた。
何があるのか、まったくわからない。
真っ黒で何も見えないのではない。
真っ白だから、何も見えない。

もしかしたら、この部屋にあるものは、
すべて白いのかもしれない。
そう思っていたら、突然、目玉のようなものが見えてきた。
生き物がいるのだろうか?

目玉と眼帯のようなものをつけた生き物が、こちらを見ていた。うえ!

その生き物は、白いガーゼに何重にも包まれているようだった。
首のあたりには、ガーゼが何重にも重なっているようなものを巻いた。柔らかそうなのに、どこか未完成で、引き裂かれたものを無理やりつなぎ合わせたようでもあった。

赤と白のストライプ。紫色の、急いで書きなぐった言葉のような模様。そして、たくさんの赤いステッチ。
何かを伝えようとしているのだろうか。

それを読みたかった。
でも、読めなかった。

そのまま進むと、ドアらしきものを見つけた。
透明だった。

開けてもいないし、閉めてもいない。自動ドアでもない。音もしない。
それなのに、何かをくぐり抜けたような感覚があった。

もしかしたら、あれはドアだったのかもしれない。

そのドアの周りには、微生物のようなものがあった、おえ!

顕微鏡で拡大してみることにした。
「この白い部屋に顕微鏡があったの?」と思う人もいるかもしれない。
でも、この夢のような世界では、必要なものは突然現れる。

どういう仕組みなのかは、私にもわからない。

ふらふらと、何かが飛んできた。
マントのような、ケープのようなものをまとった人間だった。
ここにきて、、ようやく、人間だと言えるものに出会った!

彼女は腕をガサガサと振り回していた。
袖があるようにも見えるし、ないようにも見える。腕をどこかに通しているのは確かなのに、それが服なのかどうかもわからなかった。
彼女は絶対人間だ。
だけど、来ているものが人間の着ているものではなさそうにみえた。

 

彼女はそのまま、バタバタと飛んでいった。


飛べたのか!

 

 

その直後、壁に変な顔を見つけた。


せわしなく、色々なことが起きる。
なぜならこれは、即興物語だから。
今考えた話なのです。

さあ、つづき!

顔は立体的に浮き出ていて、ものすごい勢いでこちらを見ていた。

髪の毛がとにかくすごい。
最初はそう思った。
第一印象というやつ。

でも、よく見ると、わさわさしているものは髪の毛ではなかった。

帽子のようなものをかぶっているのかもしれない。

直感で髪の毛だと思ったものは、髪の毛ではなかった。
あたりまえのことが あたりまえではない。
自分でちゃんと考えないとと思った。

本当の髪の毛は、もっと別のところにあった。

え?これが髪の毛?こっちは帽子?
ちょっと混乱した。

そのまま前に進むと、壁の横に文字が浮かんでいた。


処方箋。
処方箋。
処方箋。と
赤い文字。

同じ言葉が、いくつも連続して並んでいた。
この人は、そんなにも処方箋が欲しかったのだろうか。
どういう状況だったのか。


この言葉には、私の知らない別の意味があるのかとおもう。

わからない。
ここでは、見たものが何なのか、最後までわからないことがある。

 

そしてこれを読んだそこのあなたも
まったく内容がつかめないまま
贅沢な優雅な時間を過ごしたことになる。


不思議な感覚になった時間として
ひとつの思い出になることを

。。。

願っています。